店主プロフィール


店主遠影(哲学堂にて)

ウルトラQ世代の、気がつけば椿四十郎。中・高と早稲田の某男子校に通い、青春の六年間を漁書に費やす。おかげでコレクションは充実したが、女性との交際が不得意に。「幻影城」編集長・島崎博氏の長男とは同期で、暇さえあれば探偵小説談義にウツツを抜かす毎日であった。

司書を志し、専門学校への進学を希望するも「生徒は九割がた女性です」という学校側の説明に怖じ気づいて断念。神道系と仏教系の二校に合格し、何の気なしに後者を選択。宗教学の講義で座禅を組まされ、己が短慮を悔やむ。今でも警策を持った坊主に追われる夢を見る小心者。

思わぬ事情からネコ二匹を飼うはめに。動物に話しかける奴なんかバカだと広言して憚らなかったのに、いつの間にかネコに向かって「良い子でちゅねー」と言っている自分を発見。愕然とする。尊敬する人、ブルース・リー。嫌いなものは世間を舐めたガキ。子供のご機嫌取ってやれるほど、オレは大人じゃねぇ。

好きなもの:ルチャ映画。必殺シリーズ。谷中安規。唐沢なをき。友沢みみよ。アルフレート・クービン。ベンチャーズ。ピンクレディー。オオサンショウウオ。ガロア虫。怪異馬霊教。ポカリポカリと歩くこと。スカリスカリととぼすこと(うそ)。犯罪現場で記念写真を撮ること。

2003年10月〜2004年3月、横浜国立大学教育人間科学部の非常勤講師として「日本SF史
」の講義を受け持つ。

怪樹の腕〈ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選/会津信吾・藤元直樹編/2013年2月28日発売/東京創元社


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