「これは、大宇宙と異次元、太古の恐龍時代と、はるかな未来の世界へ、 息をつまらせながら乗りだしていった、少年そのものであった少年たちの、 二度ともどってこない−おそらく生涯で最も素晴らしい時代の物語である」
(「再刊にあたって」より)
イスカーチェリSFクラブの前身、日本SF研究会の発足から、 北海道初のSF大会EZOCONを主催するにいたる動きを、 創設メンバーの波津博明氏が語る、ファンダムの歴史をつづった貴重な記録。 波津氏書き下ろしの序文に加え、イスカーチェリの歴史をたどった二文献を併録。 貴重な図版とともに、資料篇としてインデックスも完備した、 ファンダム・ファン必携の書。