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イスカーチェリは、イスカーチェリ・SFクラブより1970年3月創刊され、1989年8月発行の29.5号まで計30冊発行されました。これ以前に、日本SF研究会(イスカーチェリ・クラブの前身)から同誌名のファンジンが発行されていたので、正確には以下のデータは
"第2次イスカーチェリ" ということになります。
イスカーチェリと言えば "非英米圏SFの雄" というイメージが強いのですが、アマ・プロ問わず英語圏SF中心の紹介がなされていた中で、常にグローバルな視点で編集されていたためと言えるでしょう。
また社会的問題にも目を向け、「1984年について考える」やアメリカ・レーガン大統領(当時)のSDI構想と核問題についての特集も圧巻です。
同誌が休刊して10年以上がたちますが、イスカーチェリの業績は大きなものがあります。
イスカーチェリの総目次を作成することで、その足跡をふりかえることができればと思い作りました。
このイスカーチェリ誌のデータを提供していただいた旧同人の波津博明さん、田川康弘さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。また会津信吾さんには、ネットでの公開の場を提供いただきました。ありがとうございました。
2003年 9月 広島保生
追記
2011年、〈イスカーチェリ〉がよみがえりました。1989年の休刊以来、実に22年ぶりのことです。「復刊」の舞台は、〈S−Fファンジ ン〉。科学魔界、BAMUとの合同ファンジンです。同誌は以後、年刊ペースで刊行されており、毎号充実した内容となっています。そのうち、〈イスカーチェリ〉分のデータを今回追加しました。
なお、2014年に刊行された『北の想像力≪北海道文学≫と≪北海道SF≫をめぐる思索の旅』(寿郎社)には、イスカーチェリ同人の三浦祐嗣氏による「北海道SFファンダム史序論」が掲載されており、イスカーチェリの前身である日本SF研究会の活動とイスカーチェリの誕生、北海道でひらかれた日本SF大会「EZOCON」のことなどがふれられています。本ページと併用していただければ幸いです。(2015年2月)
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